米国株保有銘柄のチャート
半導体、ハイテク株が1週間前から売られ始めて、その資金が出遅れのラッセル指数、銀行セクター(特に地方銀行)、バイオセクターに流れている。更にダウやゴールドにも資金が回ってきている。資金循環、セクターローテーションが起きている。これは直近では昨年の12月に起きている。その12月の時もナスダックや主要指数が史上最高値を付けてから暫くして、資金循環相場が起きて2-3週間続いた。今回のセクターローテーションは大体1週間前から起きているのでそれを習えばあと1-2週間くらい続きそうである。但し今週から来月末まで決算発表期間なので、決算の結果次第では直ぐに元に戻る可能性も有る。
と言う事で、本日はノーポジからのスタートで、まずプレマーケットでラッセルレバ3倍のTNAと地方銀行レバ3倍のDPSTを購入する。ザラ場に入って更にダウレバ3倍のUDOWとバイオセクターレバ3倍のLABUを続けて購入。全部で資金は63万ドルほど投入した。ただLABUは伸び悩んでいたので売却して、今度はTMFをその資金で購入した。更にTMFはまだ買うのは早すぎな気がしたので売却して、その資金でTNAとDPSTを買い増した。
その他の銘柄のチャート
上のLABUはバイオセクターのレバ3倍のETFで、バイオも出遅れセクターの1つ。本日は購入したが伸び悩んだのと、この銘柄は過去に何度か入ったがトリッキーな動きで翻弄されて相性が悪いので切った。
下のTMFはレバ3倍の長期金利ETF、先週のCPIでほぼ9月の利下げが確定したのと前日のパウエル講演でパウエルが利下げを臭わせる発言をしたので、少なくても今年は1-2回の利下げは確定したので、まさにこのTMFの仕込み時なのである。現在、短期金利のFFレートは5.25% ~5.50%なので来年は利下げラッシュが起こる可能性が高い。このまま高金利を放置してると確実に経済が崩壊するので、インフレと睨めっこしながら確実に利下げが行われる。
米国債10年物利回り
本日は終日金利が下げ続けたが、いつもは金利低下で上がるハイテク株や半導体株は売られた。
米国株の今日の成績
トータルで+$37,790.38(+3.53%)のプラスでザラ場は引けた。本日の大きな波に乗れたので良かったが、レバ3倍が中心ので状況が変わればすぐに売らないと利益はすぐに吹き飛ぶ。