米国株保有銘柄のチャート
本日は昨日に引き続き、全面安の展開だった。ただエヌビディアだけは、最初大きく売られた後に大口と思われる大きな買いが入り上昇したが、中盤以降は買いも止まりヨコヨコで推移したが、引けに掛けて買われたので大きなマイナスにはならなかった。
上のチャートのNVDXとNVDUはエヌビディアのレバ2倍のETF、今回の大きな調整の始まりはエヌビディアの下落から始まって各指数の暴落に繋がったので、NVDAが持ち直し始めたので、調整の終わりに近づいた可能性も有る。但し、半導体指数(SOX)の今日のチャートを見ると200日線を割って下落しているので、まだまだ調整が続行する可能性も有る。
その他の銘柄のチャート
ほぼ全ての銘柄が大きく売られる中で輝いていたのが、レバ3倍の長期債券TMFである。リッセション相場の特徴である、金利が大きく下がりながら株価も暴落するパターンである。通常は金利が下がると株価は上がるが、リッセションの景気後退が意識され始めると金利も株価も同時に下げ続ける。
米国債10年物利回り
10年金利の6か月チャート。ついに金利が大幅な下落を開始した。これは債券を買うターンである。逆を言えば債券しか買う物は無い状況。あるとすれば、あとゴールドくらいなもの。
米国株の今日の成績
トータルで-$35,475.95(-3.92%)のマイナスでザラ場は引けた。もう損切りは出来ないラインまで下落しているので、ガチホールド(通称ガチホ)に移行したので放置プレー状態だが、ここに来て金利が大きく下げてきたので一部を売却してレバ3倍債券のTMFを買う手もある。ガチホ続行か一部債券購入かで悩むところである。
因みに何故無能なガチホを続行してるのかと言うと、これは2022年の1年を通しての暴落の経験から来ている。日本株と違って米国株は何日掛かるか分からないが、ほぼ確実に戻るのである。もちろんガチホは時間的な機会ロスもあるので避けたいが、今回のように暴落の初動で上手く逃げても、騙し上げで騙されて食いついてしまった以上、損切りしてガチャガチャするよりも有利な場合が多いのである。もちろん今回はどうなるか分からないが・・・。