米国株保有銘柄のチャート
昨日に引き続き続落、CPI発表時にはあまり意識されていなかったが、今になって2カ月連続のCPI上振れが意識されてきて、利下げの時期がコンセンサス予想の6月よりも更に遅くなるだろうとの思惑で売られている感じである。AIバブルをけん引しているエヌビデアが真っ先に売られ、その次はCPI上振れによる金利の上昇によってナスダックのハイテク株も売られる展開になっている。それと翌日の金曜日は米国のSQなので、これ以上上がり過ぎて困る大口がエヌビディア株に大きな蓋をしているようにも見える。
その他の銘柄のチャート
FANG+レバ3倍のFNGUも金利上昇によりマイナス引けしたが、半導体関連よりもマイナスが少なく、大きく指数が暴落しなかった要因になっている。
米国債10年物利回り
上でも書いたが2カ月連続のCPIが意識されて今日は金利が急上昇した。ナスダックのハイテク株にも影響を与えて動きが軟調だった。
米国株の今日の成績
トータルで-53,270.59 (-6.49%)のマイナスで引けた。半導体株がエヌビディアを始め全体的に売られた1日だった。2倍のスピードで下落するので、いつ調整が終わるかの忍耐の相場になってきました。